大豆イソフラボンが豊富に含まれている食べ物
日本人の食生活において大豆というのは深く根付いており、厚生労働省などが定めている「一日の摂取量」程度であれば、サプリメントなど使わなくても多少気を付けた食生活であれば達成すると考えられています。
ここではそんな大豆イソフラボンを多くふくんだ食品について解説してみたいと思います。
実はかなり多い「きなこ」
大豆イソフラボンが多い食品というのは大豆関係の食品というのは誰でも想像がつくのですが、大豆自体を食べるよりも黄粉の方がイソフラボンの量が多い事はあまり知られていません。
黄粉は熱を加えてすい分を飛ばしその上皮など無駄な部分を剥いで粉にしたものですから栄養素が非常豊富な食品なのです。
基本的に「大豆に近い方が多い」
無駄な部分を取った黄粉を例外とすると、基本的には「大豆に近い方が栄養素が高い」という事が言えます。
具体的には大豆や煮豆、炒り大豆や納豆などはかなりの含有量を誇っており、おからやしょうゆなどは加工の際に他の成分も混ざるので栄養素としては落ちてしまいます。
大豆をそのまま食べたり煮豆を食べるというのは、現代の食生活のなかではすくなくなりましたがその分各種加工食品が手軽に入るようになったので、大豆イソフラボンを取るのにはまったく苦労しません。
なのでバランス良い食事を心がけて居れば、必要な量は簡単に取る事ができます。
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